Honeycamは、アニメーションGIFソフトウェアとして紹介されることが多いです。WebMの書き出しもできます。WebMのほうがずっと軽く滑らかな動画になるので、デスクトップ画面を動画で軽量に素早くキャプチャーできるソフトウェアとして優秀です。アニメーションGIFというより、軽量なWebM動画キャプチャーソフトウェアです。

 

Honeycam:制限がありますが無料でもお試しできます

https://jp.bandisoft.com/honeycam/

 

デスクトップ画面を動画でキャプチャーするときは、OBSやBandicamをよく使います。インターフェースや雰囲気が似ているなと思ったら同じ開発会社でした。ちなみにBandicamは韓国企業です。

https://www.24-7pressrelease.com/press-release/407612/bandisoft-released-honeycam-gif-maker-10-one-of-the-best-choices-for-fun-creators-in-the-internet-world

 

なんとなくHoneycamより、Bandicamを推しているなぁと感じますが、動画のみのキャプチャーならHoneycamがなかなか優秀です。静止画もキャプチャーも考えるとBandicamなのです。Honeycamは静止画のキャプチャーが苦手です。

BandicamとHoneycamを用途に合わせて2つとも使っています。
購入してよかったソフトウェアです。

 

実際にHoneycamを使ってみます

起動すると画面はシンプルです。新しい録画でキャプチャーできます。

よくある感じのインターフェースです。

わかりやすい録画開始ボタンで録画を開始します。

10秒間だけ録画しました。保存可能なフォーマットを見てみましょう。

GIF、WebP、WebM、MP4、APNG、AVIFが選択できます。それぞれのサイズを見てみましょう。

GIFは重たく61MBです。色数をもっと落とせば、もっと軽量にできますが、もう古い形式ですね。

WebPはもう少し軽いです。画質の設定など同様ですが、前の履歴の画質設定になっているのか51ですが、同じ比較にしなければと思いつつ。GIFもWebPも重たいという検証ということで詳しく比較しません。

WebMは2.5MB軽い!!!

MP4が8MB。まあ普通!

Avifも健闘ですが、この規格を使っている人はいるのでしょうか。

WebMをもっと軽量にします。動きをみながらFPSを10に下げます。操作の動画キャプチャーは10fpsぐらいでもなんとかなります。1.44MBになりました。

映像サイズを小さくして700KBになりました。1344pxあれば十分でしょう。

保存することで保存できます。

保存だけではなく、いろいろ編集もできます。右したの編集をクリックします。

いろいろな編集メニューが存在ます。尺のカット機能しか使ったことがありません。細かく編集するなら編集ソフト使います。でもキャプチャー機能に加えて簡易編集もついているのは好印象です。

カットしてみます。

無駄な部分を選んで切り取りすればOKです。

保存します。

短くなった分データが軽くなりました。

主要な設定を見てゆきます。初期設定では60秒しか録画できません。設定から最大で3600秒に延長できます。メモリにデータを保持する関係から録画時間に制限があるようですね。※無制限のMP4録画機能もありますが、その場合はOBSとかBandicamを使ったほうが良いでしょう。

WebM機能を見るとVP9に変更できます。

ちなみにVP8の場合は785KBあります。VP9にすると。。

VP9にすると、453KBまで小さくなります。動画なのにまるでJPEG1枚分のサイズです。

書き出した動画は、WordPressにドロップすれば、そのまま表示再生できます。それぞれの動画を以下にアップしました。

 

454KBのVP9データ(1344×756ピクセル)10fps

 

785KBのVP8データ(1344×756ピクセル)10fps

 

大き目なJpeg1枚の容量で、」10秒程度の動画を作れるキャプチャーソフトでした。